日本美容外科学会(JSAS)主催の学会に参加してきました。今回の会場は大阪!
戦国、真田好きとしては大阪城にも寄りたいところでしたが、内容がてんこ盛りであったため2日間みっちりと会場内にこもり聴講してきました。
唯一大阪を感じたのは551HORAIの肉まん! ホント美味しかったー
コロナが5類になったこともあり、会場はどこも大盛況で立ち見が続出。特に眼瞼セッションやスレッドリフトは会場外のモニター周りでさえ人だかりが。。
そんな濃厚な2日間で学んだことのまとめ。
・美容外科業界も次世代を担うドクター達が台頭してきており勢いを感じます。美容医療レベルの底上げをしてよりよい美容医療を提供していきたい!とのメッセージと受け取りました。自分も精進あるのみ!
・また今回一番聞きたかった演題、フェイスリフトのLiveサージェリー。演者は聖心美容外科の伊藤先生、経験20年以上の大ベテランです。学会上で実際の手術を見られるという大変素晴らしい企画。麻酔薬の注入の仕方や量、実際の手術手順や剥離の仕方などどれをとっても手際よく出血も最小限でとてもわかり易い手術でした。
学会に行く意義は教科書で勉強しても気づけないような、経験者だけが知るちょっとしたコツや落とし穴、失敗例を共有できるところ。患者さんが不満を持ちやすい合併症への対策とか、術直後の止血対策の工夫とか、術後の痛みがでやすい時期とか、それぞれの先生が失敗から学んで創意工夫しています。そうしたことをLIVEサージャリーで知ることができ有意義でした。
・学会の最後はアメリカ形成外科医の大御所、フェイスリフトのStuzin先生と鼻のRohrich先生の講演。私も雑誌PRS投稿の際お世話になりました。どちらの先生も熱いPassionが溢れていました。
そして、美容外科はとにかく解剖ありき。美しい形を正しく理解していないということは異常があっても見えないのと一緒だ!と喝をいただきました。解剖がいかに大切かを再確認した刺激ある発表でした。
同業者との交流や知的刺激になる学会、今後も定期的参加を続けたいと思います。
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